少年マガジン [その他]
ひょんなことから昔のマンガ雑誌が出てきたんです。昭和39年の一冊50円の頃の少年マガジンでっせ!
東京オリンピック前に生まれていたことが分かって、私がジジイだということがバレてしまいますなぁ。
少し内容を紹介します。最初は米空軍
ファントムⅡ/F-4Cが主力戦闘機だったんですねぇ。そういえば熱探知ミサイルのサイド・ワインダーなどの兵器の知識はもっぱらマンガ雑誌で手に入れていました。
次は自動車ネタ。
トヨペット・クラウンDXとか日野コンテッサが紹介されています。懐かしい~ そういえばトヨタ初のオートマであるトヨグライドなんかもマンガ雑誌で知ったような。。
次は西ドイツで開発された画期的な旅客機のネタです。
垂直に離陸可能な旅客機だそうで、8個のプロペラで離発着するそうです。きっと絵空事で終わってしまったんでしょうね~ 不可能ではないと思いますが、貨客を載せられる余裕なんてなさそうです。英国空軍の垂直離発着できるハリアー戦闘機はまだ使われているのですかね?こういった荒唐無稽的な記事が当時の少年雑誌のキモだったように感じます。
とどめ打ちの記事は
ガソリンを飲むロボット登場です! う~ん、なんとシュールなロボット。
飲み込んだガソリンを燃焼させ、ボイラーで蒸気を作ってタービンを回して、それを動力源とするそうな。 1929年のロンドン万博で展示されたというが、どういったものが、どのように展示されたのかが非常に興味を引きます。
マンガ雑誌なのですから掲載マンガも紹介します。
かの有名なエイトマンです。他にも梶原一騎の「ハリス無段」などが掲載されています。
こういった雑誌というのは一冊だけでも価値はあるのでしょうかねぇ。。 なんか捨てるに捨てられない雑誌です。
おおっなつかしいー。
私は当時「少年」を読んでいまして、週刊誌までは手が出ませんでした。そこで貸し本屋で「僕ら」や「少年画報」や「冒険王」なんかを10円で借りてきて読んでいました。
当時は大和やゼロ戦などの兵器ものばっかりだったような記憶があります。
あのころの未来ではいまごろ車は空を飛んでいたはずですが。
アトムの誕生日も6年も過ぎてしまいましたね。
by MHR (2009-07-20 15:56)
うわぁ~とても貴重な資料が出てきましたね。
kanchiさんは私より少しだけお兄さんですね(^^)
乗り物好きだったので、戦闘機やクルマの記事はついていけますが、マンガはちょっとわかりません。コンテッサのデザインは当時としては抜きん出ていたように思いますね。
> ガソリンを飲むロボット登場です!
その後、がんばれロボコンなんていうTV放送がありましたね!
by とも (2009-07-20 23:23)
表紙のメカからして飛ばしすぎです!
なんですかこれは?
一冊だけでも、価値は高いと思います。
欲しがる人はいるはずです。
by 馬子 (2009-07-21 02:56)
おお!これは凄いお宝でしょ!
しかもエイトマンまで。
クワタジロウの作品では、マイナーですが『アンドロイド・ピニ』にあこがれました。
by GG233334 (2009-07-21 18:04)
何と、少年誌に「センチュリーシリーズ」が紹介されているとは!
羨ましいと言うか、恐ろしいというか。
軍用機が急速に発達して行き、民間機のVTOL機が本気で実現されると信じられていた時代なんですね。
僕の幼少期の時代になると、(万博の頃ですが)、旅客機はすべて超音速機になり、エンジンは原子力になるような記述がありました。
by soraneko (2009-07-21 18:46)
これはお宝ですね。
1冊でも価値があると思います。
戦闘機は懐かしいものばかりですね。
デルタダートとか、ミサイルを格納できる機種が好きでした。
ハリアーⅡはまだ運用されているようですね。
by ももんが (2009-07-22 13:46)
MHRさん、コメントありがとうございます。
「冒険王」は一番好きでしたが、たまにしか買ってもらえませんでした。でも一冊も残っていないのです。
あのころの裏表紙はアオシマあたりの軍艦や戦闘機のプラモの広告が多かったと思います。
それから確かに21世紀に入ればクルマが空を飛んでいるとされていましたねぇ。
by kanchi (2009-07-22 17:12)
ともさん、貴重なんですかねぇ!
少なくとも今さら捨てられないという意味では貴重かもしれません。
私もコンテッサのデザインは秀逸だと思います。海外デザイナーに頼っていた時代と違って、今はおとなしく画一的なものが多くなりましたね。
by kanchi (2009-07-22 17:17)
馬子さん、こんにちは!
表紙のデザインですが、地球(宇宙?)コマと宇宙船を掛け合わせたのですかねぇ。宇宙船の船体から高射砲の筒みたいなのが出ているなんて、ナンセンスな画だと思います。
皆さんのコメントより、なんらかの価値はありそうなので、虫攻撃されないように保管しようかと思います。
by kanchi (2009-07-22 17:24)
GG233334 さん、こんにちは!
「アンドロイド・ピニ」、ありましたねぇ! 子供心をくすぐる作品でした。
この少年マガジン、「エイトマン」が掲載されている点で、少し価値があるかと思っていました。
大事に保管します!
by kanchi (2009-07-22 17:28)
soraneko さん、こんにちは!
万博行かれましたか? あまりにも月の石の行列が長く、月の石はみてません。
民間機のVTOL機が実現しそうだと信じられていた時代があったことを知りませんでした。航空機関連にお詳しいのですね! もしかして毎年(隔年?)7月頃に英国で開催される軍事航空機ショーを見に行かれたこともありますか?
原子力は子供の頃はかなりコンパクトになってクルマや航空機に搭載されるような記事が多かったですねぇ。これは大手マスコミである読売新聞社主が原子力推進の急先鋒でしたから、原子力発電所を建設しやすいように子供から刷り込みを行っていたせいなのかもしれませんね。
by kanchi (2009-07-22 17:36)
ももんがさん、こんにちは!
大事に保管します。
戦闘機=最先端技術 という図式からも子供の食い付きがよい企画だったんでしょうね。
ハリアーⅡはいつまで維持・運用されるのでしょうね。同類の後継機の開発の話はないでしょうから、編隊を組めなくなるまで残るのでしょうか。
by kanchi (2009-07-22 17:41)
万博は行けませんでした。
当時北関東からは、大阪への旅行は「大イベント」でした。
航空機は子供の頃から大好きで、小学生の頃から「航空ファン」「航空ジャーナル」を、自動車関係の「カーグラフック」や「モーターファン」とともに愛読していたませたガキでした。
ファンボローとパリのエアショー、あとリノのエアレースは死ぬまでには行って見たいですね。
いまは国内のイベントばかりです。
1960年代辺りは、VTOLが夢の航空機として世界中で開発されていたそうですね。
米英独の共同プロジェクトが、ケストレルをへてハリアーとして唯一(例外として旧ソ連のYak36なんてのがあった)実を結んだにとどまりましたが。
ヨーロッパではドイツやフランスが、リフトジェット式のVTOLにご執心で、ミラージュVなどの実証機も作りましたが物にはなりませんでした。
軍用機でもこの有様ですから、民間機は本当に「夢」で終わってしまいましたね。
日本もリフトジェットの技術実証機があり、これがスターウォーズに出てくるような代物で、やはり当時構想されていた「エアジープ」のような物でした。
富士重工が主体で開発され、現物は各務ヶ原の航空博物館に展示されています。
21世紀で見ることの出来るVTOLは、NASAのXV15から執念で実用化したティルトローターのベルV22オスプレイと、ロッキードF35のVTOL型だけになりそうです。
F22ラプターは、もう「ご臨終」で、追加生産は無しになりましたから、その廉価縮小版ともいえるのF35は、そこらじゅうでウジャウジャ見ることになりそうです。
by soraneko (2009-07-23 02:43)
soraneko さん、
幼少期は北関東でなくとも関東圏を出る事自体が大イベントではなかったかと思います。当時大阪圏の子供達が何度も訪れている話を聞いて羨ましかったですねぇ。「月の石」よりも当時としては最新のコースターが乗りたかった記憶が残っています。
大戦中の軍用機や艦船に詳しい子供は私の周囲にもいましたが、航空機系の雑誌を読む小学生は、かなり少数派だったのでは? soraneko さんは筋金入りの航空機ファンなのでしょうね!
私も多少なりとも興味があって朝霞駐屯地(入間?)でF-15のアフターバーナーの際の衝撃音に驚いたり、フランスでダッソーのミラージュの離陸などを見て感激したことを楽しい思い出として記憶に残っています。
私もファンボローは一度ちゃんと見に行ってみたいです。
日本でリフトジェットのプロトタイプがあったとは初耳です。他にも興味ある展示物がありそうなので、機会を作って岐阜まで行く価値がありそうです。
F35のVTOL機というとハリアの後継として英国軍で採用されるのでしょうね。それにF22の継続生産はありえなくなったようで、ご指摘の通りF35だらけになるのでしょうね。
by kanchi (2009-07-25 11:16)